IEの互換性検証用 XP/Vista の仮想マシンイメージの日本語化に挑戦
仕事の中で、必要に迫られて、これを試すことになったのでちょっとメモ。
Microsoft、IEの互換性検証用にXP/Vistaの仮想マシンイメージを無償公開
記事の中に注があるとおり、提供されるVHDファイルのOSは英語版。
こいつで日本語を使える(表示、入力)ようにするには、ちょっとした工夫が必要らしい。
VHDファイルへインストールされているOSは英語版になっているので注意。たとえばWindows XPの場合、そのままではIEで日本語サイトを正常に表示できない。別途日本語フォントのインストールや、ボリュームライセンスでのみ提供される「Multilingual User Interface Pack(MUI)」の適用といった作業が必要となる。
ということでGoogle先生に尋ねたところ、いろんな人がチャレンジしてました。
- E2J WindowsXP Pro VPC
- とろテク - Virtual PC 内の英語版Windowsで日本語表示をする(Windows CDの無い人向け)
- VirtualPC用のXP Proインスト済みイメージファイルを無料でゲット :教えて君.net
- 英語版XPで日本語の表示ができるようにする手順
完全に日本語化するには、ボリュームライセンスプログラムでのみ入手可能な"Windows XP Multilingual User Interface Pack"が必要とのこと。
Windows XP Professional の多言語機能
ただ、フォントファイルをコピーしたり、日本語IMEをインストールすることで、日本語版のソフトをインストールすれば、日本語は表示や入力はできる環境にはできましたが、OS上のメニュー類は英語のまま。このままでも問題はないのだけれど、もうちょっと頑張れないかと試行錯誤。
で以下は、上記のページを参考にだいぶ日本語化できたのですが、書かれていない情報があったので備忘録も兼ねてのメモ。
日本語入力は、こことかここでで無料で入手できるようなので、それらを使ってください。
くれぐれもライセンス違反にならないように。
一つわかったことは、IEも日本語化できるということ。
VHDの配布サイト上ではIEのバージョンごとにイメージが提供されているけれど、日本語版のIEを使いたい場合はバージョンの低いイメージを使って、日本語版の上位バージョンをインストールすると、IEも日本語化できました。
で、意外な盲点だったのはこれ。
Windows XP Service Pack 3 - ISO-9660 CD イメージ ファイル
提供されているVHDファイルは、Windows XPのSP3適用済みのイメージだったのですが、ダメもとで日本語版のSP3をインストールしてみたら、あら不思議。「スタート」メニューほか、一部のメニューが日本語化されて、IE6もSP3適用済みとして日本語化できてました。